JAZZを代表する曲の１つに、
Duke Ellingtonの『スイングしなけりゃ意味がないのさ』
ってのがある。
JAZZの最低限かつ、最重要のルールの事を言っている。
その後に色々なルール、スタイルがあるし、
個性も味も、スイング在っての事だ。
黒人音楽の全般で言えば、
《グルーヴする》って事で、
それが妙味で、
楽しく、快感で、
逆に、考えるとエライ難しい処でもある。
ついつい発展させようとして、
難しくしてしまって、
最も肝要な事を抜きにしては、
意味がないじゃんなんてことだ。
今日はなにもJAZZについて書くつもりではない。
全く違う視点で、
整体、文化人類学的にクロスオーバーって感じかな。
このブログでも何度か 潰れている ってことを書いてきた。
腰も、脚も、
それ自体が 潰れているって事だ。
部位の名前じゃない。
状態の事だ。
腰が在るなら、そこで潰れてますよ、
脚も潰れている状態の事。
西洋人であれ、黒人であれ、
日本を含めた東洋人であれ、
人間ってことは、、、
潰れている。
しかし、潰れている事に対しての、
捉え方や、反応に違いがある。
西洋、白人音楽では、
潰れていることは無視して、
理想世界が描かれる。
それも、潰れているからこその反動だが、
潰れているという現実の超越の仕方だ。
まあ、別のリアルを創るというヤリ方、
現実は、潰れたままなのだが、、、
方や、黒人音楽は、
潰れているという現実から、
どうせ潰れているなら、
弾んじゃえ〰❗って、
生きている実感と言うか、
楽しみにしてしまう明るさ、
生命力がある。
どっかに、現実は辛いけどっていう
哀愁、ブルースがありつつね。
こちらも現実を超越してるわけではないが、、、
生きるって、潰れるって事でもある。
実感も潰れた感だ。
潰れてるからこその創作意欲であり、
生まれてくる文化でもある。
で、潰れていなかったらどうか⁉
元になる現実が違うわけだ。
理想を描く、表現する必要、意味がなくなるし、
スイングする意味もなくなる。
現実は逃げたいものではないし、
楽しい、つまらないとも関係ない。
スイングしないからって、
つまらなかったり、
スクエアだったりもしない。
また、スイングしたってもいいのだし。
が、逆にエライ努力がいる。
自然には出来なくなるから。
ワザワザ潰れないといけなくなるから。
かえってウソ臭い。
インチキよりインチキだな。
潰れてないって表現しない表現が、
表現する表現の様に見えるか？
潰れた後の様々な表現より、
かなり珍しいが、、、
見せる為のものは、見れて当たり前だが、
見せも隠しもしてないのが見れない。
普通に命令に従う体は、
既に３次元の身体から、
２次元に次元が潰れている。
頭が人間的な活動するには、
その先行次元の身体は、
土台として潰れていて、
さらに先行次元の存在も、
引力に負けて、身体に潰れて堕ちている。
よほどアホな位、
真剣に ツブレナイ をヤらないと、
自然に潰れるのだから。
潰れてからどうするか？ではなくて。
どの段階での自然を止められるか？
潰れを止めれるか？
がそのまま、その人のレベルとも言える。
勝手に進んでしまう自然は、
勝手に潰れる自然でもある。
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