精神と、肉体で、人間が成り立っているのは、
大方の人が、そうだ！と認識していることだろう。
それだからこそ、文武両道なんて言葉もあろう。
精神的な事と、肉体的な事の両方をする、
もしくは、言行一致させようとしたりする。
その精神と肉体が、両方とも、芝居だとしたら？
精神が、思考者、観察者、感覚者、批評家、
そして、命令者であり、
肉体が、それに従う労働者である。
人間が言葉で出来ているとも言えるし、
言葉にならないと、指針を失うとも言える。
まあ、それにしても、肉体は、
精神のアバターだ。
精神は、命令者として、やらせ手であり、
やり手ではない。
また、アバターを改造するものでもある。
アバターは、それぞれに、才能があり、
より強調したり、弱点は補ったり、
アウトソーシングだったりもするが、
知識や、感覚、筋肉や、運動回路、記憶や、等々、
各々、特徴的があったりする。
向上心として、上を目指せば、よくやっていると、
そうでなくば、サボっていると言われる。
命令者は、自らのアバターも含め、
己以外に期待するものだ。
己は、やらせる者で、見てる者だ。
アバターが頑張っていようと、サボってようと、
己はサボっている。
精神も、肉体も要らない！って言うと、
何を言ってるんだと言われるかもしれないが、
精神とは、潰した体によって成り立っている。
体の方が、先行次元だが、
後の者の為に、先のものが、潰される。
精神という２次元の為に、
３次元の体は２次元に落とし込められる。
そうでないと、命令に従えない。
肉体とは、体の２次元化だ。
そして、言葉に従う芝居のプロセスが可能になる。
が、それと同時に、苦しみを負い、
３次元のままの可能性は、失う。
精神とは、体を潰した上で機能する一機能を、
自己とした、という事。
精神が成り立つには、
相当、アレコレしているのだ。
それで、 そのまま な、ワケがない。
肉体も、既に何かしている。
その一切を止めて、
精神も、肉体も無く、
それこそ、 そのまま が、
本来のアバターなのだ。
全て のアバターとしての、個々それぞれ なのだ。
アバターがアバターを作り、
そのアバターがまたアバターを作る っていう、
自己逃避、責任回避、卑小化のループ、
より苦しくなって、
より出来なくなっていく。
守りに守って守り続ける努力、
守るほどに、問題は増えて、ややこしくなる。
個になるから、責任が発生し、
不安も発生し、
間違いも、問題も、
守るものも発生し、
逃げたくもなるのだ。
全て のうちは、 全て の責任だ。
全て が自己だから。
それは、自己が無くなるとも言えるし、
自己だけあるとも言える。
様々な段階の自己あれど、
共通して嫌がることだ。
そして、アバター作りに向かってく。
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