腰が入ってるということは、地面を攻めてるということだ。
ほぼ皆入ってるし、そんな気は誰もないだろう。
ボクサーがサンドバッグ殴るみたいに、地面を攻撃してる。
サンドバッグは上手く殴れないと、その反作用で腕が詰まる。
それと同じように脚が詰まってないだろうか？
実は、作用を与えず、反作用をもらわないのが地面との積極的な関わり方なのだ。つまりは対さない、ぶつからないことだ。
消極的な守りのために攻撃してるんだ。
腰が有ること自体、自己性であり、自己とは守りだ。
自立せずに、対立してる。
対立はむしろ依存である。拠り所の地面にケンカ売ってる。
天に唾するの逆バージョンか。
それでも地面に基づいて立っている。骨盤内外を歪め、固めながら。
何かに依る前に、骨盤内外を、歪めようも、歪められようもないように決める、それからそのまま、決まったまま立つ。
一般的に、立つってのは対立で、脚で立つ。だからこれは立つと言えるのか？
感覚的にも違うし、脚の意味も違う。
いずれにせよ、一切の守りなく、本当の攻めが出来るか？だ
ただ立つことですら、守ることしかしてないのだから。
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