背骨のS字カーブは基本中の基本というか、全てはその上での事になっている。いい姿勢にしてっていうとS字を強調し、カーブを深くし、垂直方向には伸びない。このS字カーブを作り出す上で腰は固められ、脚を支配し、背中も固められ腕を拘束する。カーブのきついとこでヘルニアになるのも不思議なことではない。物心つく前に、いつの間にかS字カーブ前提で発達しだす。だからこれは自然なことだと捉えることも出来るだろうが僕は無意識であれ楽しだしたのだと思う。ここでも楽に対する誤解があるのだ。楽をすることによって苦が始まる、楽をするということをしないといけないから、労するわけだ。本来、S字カーブに出来てはいないのだから、そのまま生きるのに最大限邪魔として、間にはびこってる。そりゃ発想も、行動も、動作もそれに依ってるんだから。
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